難消化性デキストリンは原材料(食品)に分類され、食品添加物として扱われません。
難消化性デキストリンはでん粉を加水分解し、低分子化することで作られます。
食品に食物繊維を加えるする目的で使用されます。

                                                                                                                 
表示に記載の添加物名難消化性デキストリン
添加物の表示方法原材料(食品)
天然・合成
添加物分類添加物ではない
使用用途食物繊維を加える
主な使用食品特定保健用食品、飲料、健康食品など

食品表示「難消化性デキストリン」の読み方

※「デキストリン」は原材料(食品)であり、食品添加物として扱われません。

「難消化性デキストリン」の使用用途

食品に水溶性の食物繊維を加えるする目的で使用されます。
※食物繊維には整腸効果、血統調整効果があるとされています。
(難消化性デキストリンは体内で消化されません)

「難消化性デキストリン」の製造方法(天然由来or化学合成)

トウモロコシなどのデンプン原料に微量の酸を添加、加熱(焙焼デキストリンになる)
⇒酵素(α‐アミラー、グルコアミラーゼ)で加水分解
⇒脱色、脱塩などの精製、グルコースを分離し、食物繊維画分を分取して製造
※食物繊維を85~95%含有するもの

参考)独立行政法人農畜産業振興機構難消化性デキストリンの特性と用途