ロースハムには調味料、乳化剤、増粘剤、酸化防止剤、保存料、製造助剤、着色料、発色剤などの添加物が使用されていました。

調味料(アミノ酸等)調味料食品にうま味を与える
カゼインNa乳化剤赤身と脂身の乳化
リン酸塩(Na)製造用剤保水性・結着性の向上
酸化防止剤(ビタミンC)酸化防止剤食肉油脂の酸化を防止
保存料(ソルビン酸K)
発色剤(亜硝酸Na)発色剤食肉を新鮮な肉色に保つ
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カゼインNa:原料肉の赤身と脂身の乳化
リン酸塩(Na):ハムの保水性・結着性を向上
酸化防止剤(ビタミンC):食肉油脂の酸化を防止
・保存料(ソルビン酸K):ハムの保存性向上
発色剤(亜硝酸Na):食肉を新鮮な肉色に保つ、食中毒起因菌の抑制効果もあり

その他、製品によっては下記の添加物も使用されています。

香辛料抽出物:調味(香味、風味、辛味をつける)
加工デンプン:ハムに粘りを与える
増粘多糖類:ハムに粘りを与える
くん液:ハムにスモークフレーバーを加えます
カルミン酸色素:着色料(だいだい色、赤紫色)

※発色剤(亜硝酸Na)には危険性を指摘する意見があります。

これら添加物のほとんどは製造工程②塩せき工程で調味液に混ぜられるか、注射器で肉に注入して使用されます。

ロースハムに使用しても表示が免除される添加物

表示免除されるため、食品表示に記載がなくても製造で使用された可能性のある添加物もあります(数例紹介します)。

・冷凍の肉原料は次亜塩素酸ナトリウム水溶液で解凍されることがあります(上の製造工程図①の前に使用)。
※この次亜塩素酸ナトリウムは製造中に分解除去されるので表示されません。

・塩せき液を肉に注入する場合、発泡防止のためにシリコーン樹脂、分散性と粘性を高めるためにグァーガムが添加されることがあります(上の製造工程②で使用)
※これらの添加物は最終製品では機能を発揮しないため表示されません。