※異性化液糖は原材料(食品)であり、食品添加物として扱われません。
異性化液糖は、ぶどう糖と果糖を主成分とする液状の糖で、デンプンを原料として作られる人工甘味料です。

                                                                                                                 
表示に記載の添加物名異性化液糖
添加物の表示方法原材料(食品)
天然・合成
添加物分類添加物ではない
使用用途人工甘味料
主な使用食品清涼飲料水、氷菓、製パン、調味料、漬物など

食品表示「異性化液糖」の読み方

※「異性化液糖」は原材料(食品)であり、食品添加物として扱われません。

「異性化液糖」の使用用途

人口甘味料(甘味を与える)として使用されます。

「異性化液糖」の製造方法(天然由来or化学合成)

<原料>
とうもろこし、じゃがいも、さつまいものデンプンなど

<製造方法>
デンプンを分解して「ぶどう糖」を作る
⇒「ぶどう糖」に異性化酵素を作用させてぶどう糖の一部を「果糖」に変換(異性化)
⇒ぶどう糖と果糖が混ざった状態の液体を得る(これが異性化液糖)

参考)
・砂糖はぶどう糖と果糖が1:1で結びついたものです(ぶどう糖と果糖は砂糖ではない)。
・ぶどう糖と果糖は分子が似ていて異性関係にあります。

⇒異性化液糖は「ぶどう糖」の一部を「果糖」に変換(異性化)させて、「ぶどう糖」と「果糖」が混ざった状態(砂糖に似た状態)にしたものです。

「異性化液糖」の懸念点

異性化液糖は消化吸収が早いため、血糖値が急激に上昇する「血糖値スパイク」を引き起こす可能性があるとされています。